今回は、喜ばれる洋蘭の贈り方シリーズ〜家庭に贈る編〜です。個人向けギフトは、ギフトの中でも贈る方に合わせて最も自由に贈り物を選べる機会。ちょっとした気配りで喜んでいただきましょう。選ぶ上での3つのポイントをご紹介します。
【背の低いものを選ぶとはずさない】
個人向けのギフト等で、家庭にお届けする場合は「大きさ(背丈)」を配慮するのがポイントです。背の高さが低いものを選ぶと、置く場所を比較的選びません。例えば、出窓やテーブルの上に置く場合も、背が低めのものの方が人の目線にきれいに花が見えます。とても大きなお宅にお住まいの方でない場合は、ミディ系の品種がおすすめです。また、鉢によって高さは数十cm変わってきます。背の低い平鉢を選ぶのもいいでしょう。
◎森田洋蘭園のミディ系の背の低めの品種: ファーストラブ、アマビリス、さくらひめ、キャンディプリンセス、キャンディソレーラ、まどかの鉢等
【お届け先の部屋を想像する】
お届け先のお部屋を想像してみましょう。壁の色はどうでしょうか?部屋は洋式・和式どちらでしょうか?部屋のテイストに合わせたり、壁の色になじむ色やはえる色を選んで喜んでいただきましょう。
森田洋蘭園では和式の部屋に合うように、日本の伝統的な器をイメージした和鉢(写真左:まどか小・写真右:かぐや)もオリジナルで提供しています。
【贈る方をイメージして選ぶ】
胡蝶蘭と一口で言っても、多種多様なサイズや色、形があります。固定概念を取り払って、贈る方の好きな色や、イメージ、お祝い事に合わせてお贈りしてみましょう。下の写真をご覧ください。同じ室内でも、花の色や形が違うだけで、与える印象が全くちがってきます。贈る方に思いをめぐらせる、そんなすてきな時間をぜひお楽しみください。